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歴史認識ワークグループ

歴史認識ワークグループとは?

(参加者)

韓国・朝鮮人「BC級戦犯者」の補償立法をすすめる会、「在日の慰安婦裁判を支える会」(慰安婦裁判を支える会)、「在日の戦後補償を求める東京の会」(東京の会)、「在日韓国青年連合」(韓青連)など

 

(あゆみ)

1997年 第1回ユースフォーラム(東京・大阪)

韓国・朝鮮人「BC級戦犯者」の補償立法をすすめる会・田口さんパネリストと     して参加

1998年 第2回ユースフォーラム(ソウル)

東京の会・石川 パネリストとして参加

戦後補償問題が共通テーマの1つになる→ワークグループの創設を提案

1999年 第3回ユースフォーラム(東京・大阪など)

歴史認識ワークグループによるフィールドワーク、プレゼンテーション

「私たちの世代の対話のテーブルをつくっていこう〜2001年に向けた2ヵ年計画」(歴史教科書比較)と「フィールドワークコースづくり」を提案。「日韓歴史教科書比較」作業を開始

2000年 第4回ユースフォーラム(ソウル)

歴史認識ワークグループ プレゼンテーション

2001年 第5回ユースフォーラム(大阪)

「日韓歴史教科書比較」中間報告を発表予定。「加害/被害」について在日ベトナム青年を交えたディスカッションを計画中。

なぜ歴史教科書比較なのか?

現在の日本と韓国との関係は「教科書問題」にあらわれるようにかならずしも良好とはいえないでしょう。なぜなのか、それは「対話」の少なさであり、その前段階の互いの認識に差異があるからではないでしょうか。「対話」のためには互いが互いをどう捉えているのかを認識する必要があります。そのための材料となるのが広く使われている歴史教科書なのです。国家という枠組みを前提にして、他国をどう捉えているのかが示されているのが歴史教科書です。私達がどのような歴史を学んでいてどのような歴史認識をもっているのか。教科書比較をすることで、そこにあらわれる両国の姿から、両国で形成される歴史認識の差異を明らかにできるのではないかと思いました。そこで参考になるのがドイツとポーランドの教科書対話です。国家の枠組みの中でつくられた歴史認識が一歩外に出ると普遍性を持ち得ないことを示してくれました。また、両国民の対話を通しての歴史認識の有効性も示してくれました。歴史教科書比較は手段でありひとつの過程です。それは日韓対話の土台作りであり将来の「日韓市民対話」の可能性も秘めています。

「歴史教科書比較」の取り組み

  1. 日韓高校歴史教科書の比較検討作業

    日本26(A7,B19)教科書、韓国国定教科書(明石書店『韓国の歴史』)近現代史を中心に書き抜き作業を行う

    主な視点:豊臣秀吉の朝鮮侵略、朝鮮通信使、征韓論、脱亜論、甲申政変−日清戦争、韓国併合、関東大震災、植民地政策、皇民化政策、三・一独立運動、日本の敗戦、朝鮮戦争、在日コリアン、日韓条約、戦後補償など

    現在、メンバーで分担し検討、それぞれの視点で比較し発表しています。また、2002年度中学歴史教科書比較(2001・5〜8)についても作業に入っています。

  2. 文部科学省検定・採択の状況

    文部科学省のホームページを参照してください

    2001年度高校教科書採択状況(『教科書レポート2001』出版労連・別紙参照)

  3. 現場ではどのように使われているか?

    日韓合同授業研究会(小・中・高校・大学の授業交流をされています)の方々との交流

  4. 先行研究の学習

    日韓歴史教科書研究会(1990〜93年) 

  5. ヨーロッパ歴史教科書対話の学習

    『国際歴史教科書対話』近藤孝弘(中公新書)

    『ETV特集・ドイツ歴史教科書 ポーランドとの対話 加害と向き合う(3回シリーズ)』NHK教育1997年

今後の活動

  • 私たちの視点での評価を発表、韓国青年への問題提起、なぜ侵略を行ったのか?
  • さらなる先行研究の学習(リスト一覧参照
  • 「日韓合同授業研究会」の方々との交流
  • ヨーロッパ歴史教科書対話の新たな段階の把握
  • 教科書採択の現状の把握など

以上のような視点をもって活動を深化させたいと考えています。まずは「日韓市民対話」のテーブルづくりを第一の目標にしたと思っています。また私たちが培ってきた戦後補償運動での経験を生かし、「被害当事者性」を第一にユースフォーラムにおける歴史認識を醸成させていきたいと思います。

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