e-mail

大阪フィールドワーク コース1
ピース大阪・関西沖縄文庫訪問
―平和を考える―

趣旨と概要

このコースでは、ピース大阪、関西沖縄文庫の訪問、そして大正区のフィールドワークを通じて、「戦争と平和」という問題について様々な角度から学びたいと思います。特に関西沖縄文庫のある大正区では、日本の近代国家建設とアジア侵略の過程で、最も大きな犠牲を払わされてきた沖縄の歴史や文化について学びます。

また途中で生野区を訪れ、在日コリアンの生活についても触れる機会を持ちます。

大正区のフィールドワークでは、関西沖縄文庫の金城さんに案内していただきます。

フィールドワーク内容

まず最初は(財)大阪国際平和センター、いわゆるピース大阪です。ピース大阪は大阪における公共施設の一つですが、かつての侵略戦争の実態を克明に展示することを通じて反戦・平和の思想を継承することをその目的としています。

しかし、近年勢力を延ばしつつある侵略戦争を賛美する「自由主義史観」グループなどによって、「偏向」とのレッテルを貼られ激しい攻撃にさらされています。 

これに対し、市民運動グループは「ピース大阪」の意義を守り、維持していくため集会等を行って反撃しています。フィールドワークでは、大阪の市民が中心になってはぐくんできた「ピース大阪」の展示を鑑賞し、歴史認識を共有する機会になればと思います。

次に訪れるのが、鶴橋です。ここは大阪府下のなかでも最も在日朝鮮人の多い地域になります。鶴橋のある大阪市生野区は住民の4人に1人が在日朝鮮人という街です。駅を降りると、キムチを売る店や朝鮮民族の服を売る店などが建ち並び、大阪での在日の生活風景を感じることができます。フィールドワークではここで昼食を食べる予定です。

最後は、大正区にある関西沖縄文庫を訪ねます。大正区は、沖縄出身者の方が多く住んでいます。日本の中でも沖縄は、江戸時代における薩摩藩の支配から明治政府による「琉球処分」、そして第二次世界大戦末期には日本で唯一の地上戦にさらされ、戦後は基地の矛盾を強いられています。この多大な犠牲の背景には、一貫した本土(日本政府)による沖縄への差別政策があります。来年には、沖縄にて、サミットが行われることが先日発表されましたが、それも沖縄の人たちが反対している基地の存続への布石であるといわれています。

フィールドワークでは、日米安保の矛盾を強いられている沖縄の実状に触れるとともに、独自の特色を持つ沖縄の文化を体験できる企画も用意しています。夕方からは、関西沖縄文庫でゴーヤーチャンプルの試食会や、沖縄の音楽を練習している青年たちと一緒に、歌えや踊れの交流会も計画しています。

タイムスケジュール

10:00ピース大阪見学
11:30昼食
12:30コリアタウン散策
15:00関西沖縄文庫訪問
16:00大正区フィールドワーク
17:00文化交流
18:00関西沖縄文庫で交流会
Copyright(C) 2001, Youth-Forum Japan Committee, All rights reserved.