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北朝鮮人道支援ワークグループ

趣旨

すぐ隣の国朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では、数年来、食糧難によって多くの人々が亡くなっている。国連世界食糧計画(WFP)は、国際社会に緊急支援を呼びかけ続けている。ユニセフ、EUなどが合同で行なった北朝鮮の子どもの栄養調査によっても、深刻な被害がもたらされていることが明らかになっている。

隣の国北朝鮮での困難な状況から一転目を転じると、飽食の国日本では、食べるものが無いために死んでいく北朝鮮の人々に手を差し伸べようとの世論は一向にわき起こらない。甚だしくは、国会議員の一部から「兵糧攻めにすべきだ」との発言までもが口にのぼっているとの報道さえある。

東西の冷戦対立によって北朝鮮とのあいだで戦争にまで発展した、分断された朝鮮半島の一方の国、韓国では、食糧難にあえぐ北朝鮮の人々を助けるためにNGOが活発に支援プログラムを進めている。

この問題は、何よりも緊急の援助を必要とする人道問題である。同時に、緊急の人道問題が数年にわたって継続している背景には、朝鮮半島周辺の不正常な国家間関係が大きく影を落としている。また、人道支援に冷淡な日本社会の世論の背景には、安全保障や東北アジア地域の平和の問題など地政学的な関係や、また国交正常化や戦争責任問題など、日本と北朝鮮との歴史的な関係が大きく影響している。日本国内ではそれらに加えて、チマチョゴリを着た在日コリアンの学生たちに対する暴力に象徴されるように差別と偏見が複雑に絡まっている。

分断の現実を抱えた韓国社会、そして朝鮮半島との平和的で友好的な関係を結ぶべき日本社会にとって、この問題は人道問題一般を越えた特殊な問題だと考える。

私たち北朝鮮人道支援ワークグループは、日本、韓国そして在日コリアンの若者たちが、すぐ隣の国で苦しむ人々の存在に無関心でいてはならないと考える。近い将来、北朝鮮の若者たちも、韓国、日本、そして在日コリアンの若者たちもともに同じ東アジアを創っていく友人となることを願って、そして何よりも北朝鮮の人々に対する人道支援の輪を広げていくために、以下のプログラムを行ないます。

プログラム

日韓のNGOが取り組んできた、北朝鮮の人々に対する人道支援活動について学び、私たち日韓の若者たちが、この問題をどのように考えていくべきかを互いに報告し、議論を深めていく。また、私たちが、今後この問題に対して協力してなしうることを真摯に議論していく。


8月6日(金曜日) 北朝鮮人道支援ワークグループ討論T
* 韓国からの報告
* 日本からの報告
* 在日コリアンからの報告

8月7日(土曜日)北朝鮮人道支援ワークグループ討論U
*北朝鮮人道支援のためのアクションプラン討議
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